|
奈良県貨物運送事業協同組合は、1月29日に開いた臨時総会で、事務局長の不正な経理処
理によって発生した多額の債務について協議。監督責任を問われ、理事会に辞表を提出してい
た辻本広行理事長(辻本運送)の後任には、松谷周一副理事長(松陸運輸)が昇格した。代金を
回収できていないのに取引を継続した事務局長と回収不能債権を残して破産した4社の責任も
追及するため、刑事告訴の手続きを進めることを確認した。
貸倒損失は、4社合わせて4,711万円。主に燃料や高速道路通行料金の売掛金だった。一連
の不正行為は昨年11月、監事への投書によって発覚。詳細に入出金を調べた結果、二重帳簿
などの経理操作が長年にわたって繰り返されていた。
昨年12月24日の臨時総会では、債務が確定せず、今回の会合まで持ち越しとなっていた。ま
た、事態の収拾に努めていた辻本氏が、一部の組合員から責任を追及され、辞任を求められた
経緯もあり、1月18日の理事会で辞表を提出していた。
|