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陸運大手の業績回復が鮮明になってきた。大手10社の2009年4~12月期の連結決算が12
日出そろい、セイノーホールディングスとセンコーが増収増益となったほか、ヤマトホールディン
グス、福山通運など4社も経常増益を確保した。外注費や人件費を中心としたコスト削減やM&
A(企業の合併・買収)効果が利益を押し上げた。しかし、日本通運、日立物流など4社は国際物
流事業の不振で減収減益を余儀なくされた。10年3月期通期は、セイノーHDとセンコーが引き
続き増収増益を見込むほか、計6社が経常増益の見通し。ただ、業界関係者らの間では「荷動
きに多少明るさは戻ってきたが、確信が持てる状況にはない」(福通の小丸成洋社長)といった
見方が少なくないことから、本格的な業績回復には依然として不透明感が残る。
セイノーHDが12日発表した09年4~12月期の連結決算は、西武運輸(東京都豊島区)の子
会社化や幹線便を中心とした運行効率化などで増収を確保するとともに、経常増益となった。セ
ンコーも物流センターの拡充やM&Aによる連結子会社化が好業績につながった。住宅物流や
石化樹脂物流は減収となったが、サードパーティー・ロジスティクス(3PL)事業の量販店・小売物
流の拡大・深耕が功を奏した。
セイノーHDを筆頭に特積各社も健闘。福通は王子運送(北区)の子会社化とともに外注費の
削減などから、経常利益を前年同期比60.5%増とした。さらに、運行効率化や人件費の削減効
果もあってトナミホールディングスが7.0%増、名鉄運輸は3.9倍にそれぞれ伸ばした。軽油価格
の下落も利益確保に大きく寄与した。
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