
移転先の宮古港フェリーターミナル 岩手県トラック協会の宮古支部(佐々木久志支部長)は、事務所を宮古港フェリーターミナル(岩手県宮古市磯鶏)へ移転し、沿岸部での災害対策に力を入れている。 2025年8月に旧事務所(宮古市実田)から移転を完了。
移転先の宮古港フェリーターミナル 岩手県トラック協会の宮古支部(佐々木久志支部長)は、事務所を宮古港フェリーターミナル(岩手県宮古市磯鶏)へ移転し、沿岸部での災害対策に力を入れている。 2025年8月に旧事務所(宮古市実田)から移転を完了。
活動基盤の拡充により、会員事業者への支援機能強化を図る一方、震災の教訓を生かした防災・危機管理体制の構築に注力する構えだ。 新事務所は、床面積が従来の約2倍となる29・7平方㍍に拡張され、大型車67台、普通車154台を収容できる同ターミナルの駐車場が活用できる。 これにより、ドライバーが運行の合間に立ち寄り、適性検査を受診可能な環境が整った。 事務局の宮本裕子氏は「大型トラックでの乗り入れが容易になり、会員が以前より気軽に足を運んでくれるようになった」と語る。
ターミナルの会議室も活用し、研修機能も充実させる。 一方、沿岸部への立地から、有事の際の迅速な避難体制の整備が急務となっている。 近隣で地震が頻発する現状を受け、同支部では津波への備えを強化。 同ターミナル一帯は、地震や津波警報の発令時、6分以内に防潮堤ゲートが閉鎖される規定がある。
これを会員間で共有し、緊急時の避難や安全確保に万全を期す。 佐々木支部長は「景観も良く利便性は向上したが、土日の施設閉鎖時の研修会場確保など、運用面での課題もある」と指摘。 今後、こうした課題に柔軟に対応しながら、会員事業者への支援機能を一層強化していく。 (鈴木明香理)