
埼玉県の福祉施設や交通安全イベントなどでギターの弾き語りをして回る 16歳の高校生が埼玉県の福祉施設や交通安全イベントなどで、ギターの弾き語りをして回っている。 「高校生シンガーKIYOHARU」こと中村清治さんは、幼い頃に姉を病気で亡くし、姉に届くような「声」で何か活動できないか、と歌を始めた。
埼玉県の福祉施設や交通安全イベントなどでギターの弾き語りをして回る 16歳の高校生が埼玉県の福祉施設や交通安全イベントなどで、ギターの弾き語りをして回っている。 「高校生シンガーKIYOHARU」こと中村清治さんは、幼い頃に姉を病気で亡くし、姉に届くような「声」で何か活動できないか、と歌を始めた。
Keep38プロジェクトなど交通安全の啓発活動も行いながら、姉の美結さんと、更に多くの人に声を届けるため、活動を続ける。 清治さんが弾き語りをするのには、美結さんの影響がある。 清治さんが6歳の頃、先天性の脳性マヒを抱えた美結さんが危篤状態に陥った。 幼かった清治さんはICU(集中治療室)への立ち入りができず、代わりに姉を応援するメッセージを録音し、父の寿さんが美結さんへ届けた。
美結さんは録音された清治さんの声を聞いて、涙を流したという。 美結さんはしゃべることもかなわなかったが、自身の声が確かに届いていた様子を思い「姉に届くような歌声で活動したい」と決めた。 中学2年生から人前に立つようになり、「1人でも多くの人に笑顔になってもらえたら」と、能登半島地震のチャリティーライブなど精力的な活動を開始した。 埼玉県トラック協会(遠藤長俊会長)が主催した2024年のトラックファミリーフェアでは、当時中学生ながらステージに上がり歌声を披露した。
25年の秋の交通安全の際には、寄居警察署の1日署長に就任して演奏するなど、物流業界の近くでの活躍も目立つ。 イベントなどで歌う時には、父が力を入れるKeep38のオリジナルステッカーを配布して、交通安全を呼び掛けている。 命という大きなテーマを背景に、清治さんは「知ってもらうきっかけになればいい」と話す。 清治さんの目標はメジャーデビュー。
既にオリジナル曲も作成していて、「作ると自然とバラードになる」と笑う。 物流業界について聞くと「ドライバーさんのおかげで経済が支えられていると思う。 これからも安全運転で頑張ってほしい」とエールを送ってくれた。 (山根藍利)