TC構想は丸紅ロジが全体の取りまとめを担当し、メーカー(発荷主)のジェックス(五味宏樹社長、大阪府東大阪市)、卸(着荷主)のジャペル(水野昭人社長、愛知県春日井市)、システム開発のプラネットと共同で申請。 丸紅ロジはデータ活用の経験と共配ネットワークの運用知見を生かし、納品先コードの標準化と共配の...
TC構想は丸紅ロジが全体の取りまとめを担当し、メーカー(発荷主)のジェックス(五味宏樹社長、大阪府東大阪市)、卸(着荷主)のジャペル(水野昭人社長、愛知県春日井市)、システム開発のプラネットと共同で申請。 丸紅ロジはデータ活用の経験と共配ネットワークの運用知見を生かし、納品先コードの標準化と共配の更なる推進・拡大に取り組む。
データの標準化を中核施策と位置付ける。 プラネットと連携して納品先コードを統一し、メーカーと卸と小売りのデータ連携を円滑化。 これによりマスタ整備に要する負荷や照合・変換コストを抑えるのと同時に誤出荷・誤配送リスクを低減する。 構築するシステムは内閣府の物流情報標準ガイドラインに準拠する。
更に、DCをTCとして開放することで倉庫運営を受託していないメーカーも含め幹線輸送の集約と2次配送の共同化を段階的に拡大。 参加メーカーの増加に伴って輸送便の統合と積み合わせを進め、車両積載率の向上や車両台数・走行距離の削減、CO2の削減に結び付ける。 TC構想は年度内に複数エリアで運用を開始し、効果を検証した上で対象メーカーとエリアを段階的に拡大していく。 ペットフード・用品の物流はSKU(商品の最小管理単位)増加と小口化・多頻度化が進み、車両の空きスペースや配送地域の偏在による非効率が顕在化しているほか、納品先のコードが統一されていないために受注と出荷の照合などに手間を要している。
こうした現状を踏まえて丸紅ロジでは、ペットフード・用品物流の持続可能なモデルの確立と業界全体の脱炭素に貢献していく。 丸紅ロジスティクス(栗原剛社長、東京都千代田区)は6日、ペットフード・用品の共同配送を加速する「TC(通過型センター)構想」が経済産業省の補助事業に採択された、と発表した。 2025年度の新技術活用サプライチェーン(供給網)全体輸送効率化・非化石エネルギー転換推進事業費補助金制度に、同社が運営するDC(在庫型センター)にTC機能を追加することでメーカー共配と車両の高積載化を推進する構想を申請。 二酸化炭素(CO2)排出量は6%の削減を目指す。
(澤田顕嗣)