
無事故100㌔を達成した尾崎氏(最前列中央)と、秋元社長(左隣)ら同社幹部 社内ルールの見直しは、事故やトラブルの責任の所在をあいまいにせず、安全を最優先に取り組んでいる社員が不公平を感じないようにするのが目的。 就業規則改定や各種誓約書の整備を進め、重い過失や悪質なケースによって事故・トラブルが...
無事故100㌔を達成した尾崎氏(最前列中央)と、秋元社長(左隣)ら同社幹部 社内ルールの見直しは、事故やトラブルの責任の所在をあいまいにせず、安全を最優先に取り組んでいる社員が不公平を感じないようにするのが目的。 就業規則改定や各種誓約書の整備を進め、重い過失や悪質なケースによって事故・トラブルが発生した場合、法令・ルールに基づき、在職中・退職中を問わず責任関係を明確化して公平・適正に対応できる体制にする。
これによって、事故を起こしたにもかかわらず事故処理が完了しないまま当事者が退職して責任を逃れ、真面目に働いている在職中の社員に迷惑が掛かるといった事態を防ぐ。 安全に対する評価見直しでは、事故やトラブルの背景にある課題に向き合い、現場の実態に合った実効性のある対策や再発防止策を講じることができるよう、ルールを策定する。 無事故表彰の評価基準もこれまで以上に明確化。 公平性を一層高めるとともに、チームへの貢献度や協力姿勢を重視する評価とし、チーム力を養う。
また、安全最優先の姿勢をこれまで以上に強く打ち出すことで、荷主からの信頼維持や外部からの評価アップにつなげる。 全社安全大会で、秋元氏は「頑張っている人が不公平感を感じないようにする。 安全優先の文化を強固にして、荷主の信頼を確保しよう」と述べた。 今回の表彰では、無事故100㌔を達成した尾崎仁吾氏(運輸事業所)ら、無事故10万~100万㌔メートルのドライバーと無事故3千~3万時間の倉庫スタッフの計16人が選ばれ、秋元氏から表彰状が贈られた。
受賞者は一人ずつスピーチを行い、「発声運転を励行している」「指差し呼称の徹底が重要」「出庫前に『今日も無事故で帰る』と毎日心に誓う」など、安全のポイントを話した。 奥山恵子会長も「無事故表彰の受賞者が更に増えることを願っている。 家族のためにも事故、病気、けがには十分注意してほしい」と呼び掛けた。 まるだい運輸倉庫(秋元美里社長、神奈川県小田原市)は4月から、公平性確保を目的に社内ルールを改定するほか、事故・トラブル時の責任の所在を明確にするなど、体制を強化する。
また、無事故表彰など安全評価の基準も見直し、公平性とチーム力のアップにつなげる。 2025年12月6日に行われた全社安全大会で、秋元社長が26年度の新たな方針として示した。 (吉田英行)