【健康経営のススメ】藤森運輸、置き型社食導入

物流企業
藤森運輸
藤森運輸

冷凍庫から食品を取り出すドライバーの渡邉さん 藤森運輸(藤森大輔社長、岡山県倉敷市)は、SLクリエーションズ(佐藤健社長、東京都大田区)が展開する置き型社食サービス「オフィス プレミアム フローズン」を本社で導入している。 合成添加物などの入っていない、幅広い種類の食品が100円(税込み)か200...

冷凍庫から食品を取り出すドライバーの渡邉さん 藤森運輸(藤森大輔社長、岡山県倉敷市)は、SLクリエーションズ(佐藤健社長、東京都大田区)が展開する置き型社食サービス「オフィス プレミアム フローズン」を本社で導入している。 合成添加物などの入っていない、幅広い種類の食品が100円(税込み)か200円(同)で食べられるため社員から好評で、健康経営の一環として営業所への拡大も検討する。

続きを読みたい場合は、契約が必要です。
ご希望の方は、下記よりお願いします。

電子版会員の方は下記より全文お読みいただけます。

導入企業が冷凍庫と電子レンジを借りて事務所などに設置し、社員に冷凍食品を安く提供するもので、初期投資はゼロ。 藤森運輸では月々のシステム利用料を会社で負担し、2025年秋に本社の休憩室に冷凍庫と電子レンジ、容器類を収納するボックスを設置。 支払いは全てスマートフォンのバーコード決済やクレジット決済でできるようにし、在庫確認しながら月2回、商品を補充している。 取りまとめ役の津田裕子さんは「社員の負担額が安く、買い足さなくていいのが便利。

午前8時から午後5時過ぎまで買えるようにしており、勤務時間がバラバラなドライバーにとって使い勝手がいいようだ。 社員の意見を聞きながら新しいメニューをそろえ、月2回の発注時には在庫が底を突きかけている」と話す。 メニューは麺類や米飯類、バーガー、野菜、総菜類など幅広いが、魚類が豊富なのが多くの社員に喜ばれているという。 また、合成添加物はもちろん、遺伝子組み換えの材料も避け、包装材に内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)の疑いのある物質は使っていない。

兄がシェフで料理にうるさいというドライバーの石坪広司さん(班長)は「チャーハンやピラフなどご飯ものが好きで、冷凍とは思えないほどおいしい」と評価。 また、ドライバーの渡邉太陽さんも「魚のメニューが多いのがありがたい。 味も申し分ない」と満足げだ。 同社は3月に健康経営優良法人で5回目の認定を受けた。

社食の導入は健康経営の一環で、日常の健康管理にも力を入れている。 巡回バスによる健康診断をやめ、産業医契約をしている倉敷市成人病センターで生活習慣病予防健診を実施。 数人の社員の病気が早期に発見され、適切な治療を行って職場復帰している。 藤森社長は「社員が長く勤められるようにするのが健康経営の目的。 安全・安心な職場づくりに向け、今後も様々な取り組みを行いたい」と話している。 (江藤和博)