【栞】供養「ありがたし」

説経浄瑠璃「小栗判官一代記」の公演を観覧した。数百年かけて洗練された言葉を、連綿と受け継がれた語りの技術で浴び、全身の細胞が生き返った心地がした。と同時に、妙な想像をしてしまった。
 中世日本が舞台の説話で、「放蕩(ほうとう)息子」が苦難の末に改心するというストーリーだ。一度死に、超自然的な...

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