念願だった「こち亀記念館」に行ってきた。言わずと知れた、40年間一度も休載をはさむことなく連載という週刊少年漫画での最長不倒の記録を持ち、いまだ根強い人気がある「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の舞台、葛飾区亀有の新名所だ。
まず、派出所の上に勝手に増築してしまったという記念館のコンセプト自体が「いかにも両さん(両津勘吉)ならやりそう」と、ファン心理をくすぐる。
原画展示のコーナーでは、こち亀で描かれたアイデアにまつわる作品を紹介。カメラ付きテレビで同窓会を開催するという、今では当たり前となったリモート会議を先取りした描写が1989年に描かれている。改めて作者の秋本治氏の予言者ぶりに驚嘆させられる。
両さんの数々の珍発明品を体験できるコーナーに「開運改名くん」というマシーンがあった。試してみたところ、「一発ツモ男」と命名された。
最初は「ダサっ」と思ったし、麻雀はやらないが、仕事やプライベートのあらゆる事象に対して一発で結果を出せると考えれば、縁起が良い名前かも知れない。以前、当欄で「同姓の後輩が入社したので、社内でどう呼ばれるべきか」を考察した。この際、ペンネームにしてみようかな?(田中信也)