7月の熊本地震を皮切りに、各地で大変な自然災害が立て続けに起こっている。特に大雨の被害は千葉県に始まり、石川、富山、福井、青森の各県、そして関東圏に至るまで全国で線状降水帯が頻繁に発生している。
迷走する台風を含め、今後も予測をはるかに超える異常気象が間違いなく起こるという前提で、少し過剰だと思われるくらいの備えが必要だ。
物流現場では、立て続けに起こる災害の中にあっても、なくてはならないインフラとしての使命感を持って、これからも商品をお届けしなければならない。
一方でこの異常気象は、農作物にも大きな影響を与えている。秋の味覚であるサツマイモ、カボチャ、サトイモなどが不作となって値が上がり、果物では、ナシとブドウは豊作だが、クリが大変な不作だ。この先も大雨によりコメや野菜にも影響が出てくるだろう。
それに加え、9月から外食チェーンの値上げや、おやつ関連ではポテトチップス、アイスクリーム、加えて冷凍食品やペットボトルに至るまで4923品目もの食品が値上げとなった。10月からさらに3千品目の値上げが予定されている。
値上げラッシュの要因は原材料や人件費の高騰だけでなく、われわれの物流経費のアップも含まれているはずだが、その値上げ額に見合った物流費をもっとわれわれにもしっかり還元していただきたいものだ。
でなければ、ますます人が来ない業界になり、最終的には荷主の方々の荷物を確実に届けられなくなることをご理解いただきたい。