【ちょっといっぷく】キユーソー流通システム元取締役会長 西尾 秀明氏、温泉で夏疲れを癒す

読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋、皆さんはどんな秋を楽しんでいるだろうか。旬の作物がたくさん取れて、食欲が湧く季節だが、紅葉も真っ盛り、温泉旅行に最適な季節になってきた。
 日本で一般に「三大温泉」と言えば、草津温泉(群馬県)、有馬温泉(兵庫県)、下呂温泉(岐阜県)の三つ(日本三名泉)と言われているが、かの清少納言が「枕草子」で、『湯は七栗の湯、有馬の湯、玉造の湯』とたたえた。三重県の津駅から40分、恋の病に効くといわれる榊原温泉「七栗の湯」をご存じだろうか。
 泉質は、成分量が比較的少なく刺激が穏やかなアルカリ性単純温泉。無色透明で入浴後に「石けんが残っているように感じる」ほど、滑らかな浴感になりやすいのが特徴の、いわゆる「美肌の湯」と言われている。
 お伊勢さんの『湯ごり』の地、天皇が伊勢神宮参拝のために身を清める地が「榊原温泉」の歴史となっている。都から伊賀を抜け布引山(青山高原)を越える。その先にある伊勢の入り口に当たる榊原で「湯ごり」をして身を清める。これが当時の正式な参拝だった。
 古くは地名に由来した「七栗の湯」と呼ばれるが、地元では「宮の湯」とも呼ばれている。皆さんもこの「宮の湯」で湯ごりをして伊勢神宮に向かうのも良いかと。三重県は松阪牛、さくらポーク、伊勢海老など、畜産物、海産物、農産物に至るまで、おいしい食材の宝庫でもある。
 ぜひ、この夏の疲れを癒やしに行ってみてはいかがだろうか。ゴルフ好きの方にも最適な場所だ。