
ボルボ・トラック正規ディーラーの東京自動車興業(國分秀太社長、東京都江東区)は、日本初のボルボ・トラック専用工場「ボルボ・トラック東関東店」(千葉市稲毛区)を5日から稼働させた。 2026年に設立80年を迎える同社は、100年を見据えた成長戦略の一環として、ボルボブランドの浸透とサービス体制を強化...
ボルボ・トラック正規ディーラーの東京自動車興業(國分秀太社長、東京都江東区)は、日本初のボルボ・トラック専用工場「ボルボ・トラック東関東店」(千葉市稲毛区)を5日から稼働させた。 2026年に設立80年を迎える同社は、100年を見据えた成長戦略の一環として、ボルボブランドの浸透とサービス体制を強化し、年間販売台数70台体制、管理台数500台を目指す。
(宮﨑茉里奈) 整備ストール4基、検査ステーションを1基備え 敷地面積4600平方㍍、鉄骨造り2階建てで、延べ床面積は2200平方㍍。 既存の千葉店(同)から900㍍に位置し、千葉店で行ってきたボルボ・トラックの整備機能を移管する。 2年前に用地を取得し、ボルボ車に特化した専用工場として竣工させた。 整備エリアには、幅6・5㍍、長さ12・9㍍の整備ストール4基を配置。
2基の4柱リフトで、車両をリフトアップした重整備にも対応する。 迅速に整備できるフロアリフト1基、平ストール1基を備えるほか、検査ステーションも1基設けた。 対応業務は、法定点検、車検整備をはじめ、トランスミッション、デフのオーバーホール作業を含む一般整備まで幅広い。 部品庫には1011種類の部品を常備し、迅速な整備対応につなげる。
住宅街に立地することから、ヘッドライトの光が周辺に影響しないよう、民家のない方向にシャッターを設置。 騒音対策として、整備作業はシャッターを閉めた状態で行うなど、周辺環境への配慮も徹底している。 点検作業に1~3時間を要するケースに備え、2階には個室型の待合スペースを4室用意した。 「白樺」「リンネソウ」などコンセプトに沿った内装とし、テレビ視聴やデスクワークが可能な空間で、利用者がリラックスして待てる環境を整えた。
従業員の働きやすさにも配慮し、作業場に冷暖房設備を導入。 シャワールームや洗濯機を備え、清潔感に気を使う。 食堂にはキッチンを備え、2カ月に1回、本社社員がランチを調理して振る舞う取り組みも行う。 屋上には太陽光パネル90枚と蓄電池を設置し、非常時の電力確保にも対応する。 同社は00年にボルボ・トラック事業を開始。 累計販売台数は500台超、管理車両は200台に上る。 24年の入庫台数は1099台と、サービス体制も年々拡充してきた。