厚生労働省は無人フォークリフト(AGF)や無人搬送車(AGV)を含めた、無人運転機械と人間の混在作業での労働災害防止に向けた基準策定に着手した。 2025年12月から、荷役機械のほか建設・農業・林業の機器メーカーやユーザーといった業界団体に、安全確保で必要な措置などについてヒアリングを開始。
厚生労働省は無人フォークリフト(AGF)や無人搬送車(AGV)を含めた、無人運転機械と人間の混在作業での労働災害防止に向けた基準策定に着手した。 2025年12月から、荷役機械のほか建設・農業・林業の機器メーカーやユーザーといった業界団体に、安全確保で必要な措置などについてヒアリングを開始。
26年6月までに中間取りまとめを行った後、労働安全衛生法令の改正などで無人運転を行う場合の安全義務や技能要件といった具体的な措置を求めることを検討している。 機械の無人運転における安全確保等に関する専門家検討会(齋藤剛座長、労働安全衛生総合研究所新技術安全研究グループ部長)を25年11月に立ち上げ、12月19日の会合で、建設機械関係者を招いてヒアリングを行った。 厚労省は前回会合で、AGFなどの無人運転機械による作業の措置案として①他の機械との衝突、周辺作業者への接触防止②運転操作性の確保③停止時・トラブル時の安全確保④運転者(操作者)に求められる技能の確保――などの観点から策定。 具体的には、作業場所の立ち入り禁止や誘導員配置のほか、(遠隔操作での)カメラの視認性と解像度の設定、逸走防止といった機器の機能、遠隔運転での技能要求などを挙げていた。