労働時間規制見直し、労使の隔たり埋まらず

政治・行政
労使の議論は平行線をたどる
労使の議論は平行線をたどる

厚生労働省は、労働時間規制の見直しに向け、労使を交えた検討を進めているが、時間外労働上限規制や、年次有給休暇の取得上限日数の在り方を巡って、労使の見解の隔たりが埋まらない。 2025年12月24日の労働政策審議会の労働条件分科会(山川隆一分科会長、明治大学教授)の会合でも労使の議論は平行線に終始。

厚生労働省は、労働時間規制の見直しに向け、労使を交えた検討を進めているが、時間外労働上限規制や、年次有給休暇の取得上限日数の在り方を巡って、労使の見解の隔たりが埋まらない。 2025年12月24日の労働政策審議会の労働条件分科会(山川隆一分科会長、明治大学教授)の会合でも労使の議論は平行線に終始。

続きを読みたい場合は、契約が必要です。
ご希望の方は、下記よりお願いします。

電子版会員の方は下記より全文お読みいただけます。

高市早苗首相が労働時間の規制緩和を打ち出す中、検討の出口が見通せない状況となっている。 (田中信也) 総労働時間が「週44時間」までとされる特例措置事業場の扱いについて、労働者側は「省令改正(で特例措置を規定して)から四半世紀が経過した中、特例を廃止し、全ての事業所に対し、(所定労働時間40時間以内の本則を)適用すべき」(椎木盛夫ものづくり産業労働組合JAM副書記長)と主張。 これに対し、経営者側は「特例の段階的な縮小は必要だが、それには業界の実態把握など丁寧な対応が必要」(鳥澤加津志泰斗工研社長)と要望した。 年次有休に関しては、現行5日となっている時期指定義務の日数について、経営者側からは「育児や介護の休養からの復職など(期間中に)勤務できる日数が少ない労働者にも5日の義務を課すのは制度の趣旨に合わない」(鬼村洋平トヨタ自動車人事部労政室長)として、勤務日数に応じて取得日数を割り当てるよう求める声が上がった。